ソロキャンプでひたすらまったりした話

今日は久々にソロキャンプに行った。
場所は奥多摩。
ここにはたびたび来ているので、手間取ることは何もない。
いつものように河原にテントを設営し、いつものように焚き火をセットし、いつものようにごろりと横になった。

今日の献立は焚き火であぶるパン、自然解凍で使える冷凍野菜、ソーセージ、焼き芋である。
多人数でやるキャンプならいろいろなメニューを用意してわいわいやるだろう。
だが一人で気楽にやるならこれくらいがちょうど良い。

そして今日の目玉はじっくりと焼いた焼き芋を片手にのんびり過ごすことである。
なお、さつまいもは事前に下茹でしてある。
また、そのお供の紅茶も忘れていない。
そして紅茶に入れるのは「扇雀飴 はちみつ100%のキャンデー」に限る。
これははちみつをそのままキャンデーの形にして持ち運べるようにしたものだ。
そのまま気分転換に舐めてもいいし、紅茶や料理に甘み付けとして入れてもいい。
山に行くときだけでなく、ふだんの生活でもかなり利便性が高い。
それでいて価格もリーズナブルと非常に優秀な商品だ。

さて、わざわざ山に行って、わざわざ焼き芋を焼いて何をするのか?
答えは簡単、何もしない。
ただぼーっと川を眺めたり、木や鳥や虫の奏でる音を聞いたり、ただ寝たりする。

これを他の人が聞けば、時間と費用の無駄じゃないかと思うかもしれない。
だが、これこそが最大のぜいたくなのだ。
何せ今はせわしい時代。「何もしない時間」というのは許されない。
職場でも、家でもぼーっとしていたら「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われる。
とんでもないセリフが流行語になったもんだ。

だが、ソロキャンプではそんなチクチク言葉を使う奴はいない。
本来、人間は労力や時間を節約し、ぼーっとゆるく生きるために技術を発展させたんじゃなかったのか。
技術が発展すればするほど、人間の方が機械に合わせなきゃいけないとはどういうことなのか。
いつから人は土日もスマホによって仕事に束縛されるようになったのだろうか。
どうしても考えてしまうことはいくつかあるが、それらも脇に置いておくことにした。
ただの一般人が一人二人現代社会の流れに抗議したところで何も変わるものはないだろう。

だが、その流れから一時的に距離を置くことはできる。
私にとってソロキャンプとは、ただのアウトドア系の趣味ではない。
ある意味哲学的なものも含んでいるのかもしれない。
こういうシンプルな営みは、現代人にとって薬となる。

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